海岸工学とは?

 
鹿児島県は,北は九州本土から南は与論島まで南北600kmにわたり,海岸線延長は2633kmと北海道,長崎県に次いで全国3位の長さを有しています.海岸の特性も多様で,砂浜海岸・岩礁海岸はもちろん,サンゴ礁,マングローブに囲まれた島嶼など亜熱帯域の特性をもつ海岸もあります.
海工学研究室では,こうした海岸域の波や流れの物理特性の問題のみならず,海岸生物・生態系の保護・保全,景観の保護や海岸の利用など多様な観点から海岸環境問題に取り組んでいます.

  
 
また,台風の常襲地帯であるため,毎年,防波堤の被災,海岸侵食などの問題が頻発し,高潮にも注意しなくては成りません.津波についても沿岸で発生した地震によるものだけでなく,遠く外国の地で発生した地震によっても過去に津波災害を受けています.こうした海岸防災も南に開けた地に位置する本大学の研究室として取り組むべき重要な課題です.

  
 
本研究室は外国人留学生も多く,過去にバングラデッシュ・インドネシア・マレーシア・イラン・パナマ・ブラジルからの留学生がドクター,マスターの学位を取得し,母国に戻り活躍しております.日本人学生も卒業後,海洋関係の建設会社,海岸工学・海岸環境学に特化したコンサルタントなどで活躍しており,また中央官庁・地方自治体でも港湾,河川,海岸,漁港など海洋・水理の分野をはじめとして,生き生きと仕事に取り組んでいます.
 
 
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