土木分野の仕事の1つは、一般市民の生活を守るために様々な構造物を建設することです。その大きさは、道路の側溝のような極めて小規模なものから、本州四国連絡橋、青函トンネルあるいは東京湾横断道路といった超大規模構造物まで様々です。これらの構造物は、鉄とコンクリートを中心として様々な材料によって造られており、また、これら材料は、様々な力学的作用を受けつつ、長いものでは100年以上の間、自然環境に曝されて耐えなければなりません。そこで、本グループでは、特に土木構造物の基幹をなしているコンクリート構造物を主な対象として、これが種々の力学的作用に対してどの程度まで耐えることができるのか(写真−参照)、海洋という非常に厳しい環境においてどの位の期間その性能を維持することができるのか、ということを実験やコンピュータシミュレーションによって研究しています。さらに、より長持ちする材料、より高機能な材料あるいは、環境にやさしい材料などの開発もあわせて行っています。

Concrete Laboratory

はじめに

研究紹介

研究成果の紹介

2014年度の研究テーマ

 海洋環境下に暴露したシラスコンクリートの塩害抵抗性に関する研究

 Cao2Al2O3微粉末混入コンクリートの塩害抵抗性に関する研究

 各種混和材を使用したコンクリートの耐久性に関する研究

 廃石こうを用いた地盤改良剤の開発に関する基礎的研究

 金属溶射を応用した流電陽極システム電気防食工法の実用化に向けての研究

 けい酸塩系表面含浸材のコンクリート品質改善に関する研究

 短繊維補強ポリマーセメントの乾式吹付け工法によるコンクリート補強効果とその耐久性に関する研究

 コンクリート構造物のアセットマネジメントに関する研究

 コンクリート構造物の塩害評価シミュレーションに関する研究

学会論文