海洋土木工学科
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Daniel T. Cox 教授による津波防災に関する特別講演会(2011/4/20)

平成23年4月20日15時から約2時間にわたり,共通講義棟121号教室において,大学院生・学生・教員など約25人の聴講者を集め,オレゴン州立大学教授ダニエル・T・コックス教授による特別講演会を実施しました.
講演は,沿岸域の建物の影響を考慮した津波氾濫シミュレーションと題するものでした.
(英文題目 Tsunami Inundation Including the Effects of Coastal Buildings

3月11日に発生した東日本一帯の津波大災害を受け,聴講者の関心は極めて高く,講演が英語で行われたにもかかわらず,講演後も多くの質問・討議が行われました.

最近では、津波防潮堤のような構造物を用いたハードな津波対策から、大きな鉄筋コンクリート造りのビルディングを沿岸部に配置し避難場所を確保するというソフトな津波対策へシフトしています. また,鉄筋コンクリート作りの大きな建物を海際の前面に建て,背後の住宅・建物を守ることを意図した新たな都市防災計画も考えられています. その際に氾濫原内の建物が津波に対して定量的にどのくらいの流体抵抗として機能するかが,今後解決すべき大きなテーマとなっています.
コックス教授は,合衆国地震工学研究シミュレーション・ネットワークの津波部門の中心的研究者であり,今回の講演では表記タイトルの内容以外にも,オレゴン州立大ならびに全米津波研究ネットワークで最近実施されている津波研究について,写真やビデオを用いた詳細な紹介をしていただきました.
今回の津波大災害の全貌が現地調査から次第に明らかになってきており,これまで想定していた津波防災対策が十分でないことも明確になりつつあります. 最近の津波研究の最前線を紹介した本講演会はきわめて意義深いものでした.


連絡先情報
住所:〒890-0065 鹿児島市郡元1-21-40 鹿児島大学工学部海洋土木工学科
TEL/FAX:099-285-8471(学科事務室)

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